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  • 執筆者の写真院長

ぎっくり腰に二度とならない5つの習慣


『シゴト×カラダから健康を見つめなおす』京都の東寺西整骨院院長の狩野です。

ぎっくり腰は「急性腰痛」「椎間関節捻挫」とも呼ばれ、腰がグキっという衝撃と共に強烈な痛みに襲われるものです。欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれているそうです。いたそう・・・。


魔女の一撃

その後しばらく立ち上がることができなくなる人も多いですし、何より「またぎっくり腰になるのでは・・・」という不安といつも隣り合わせになってしまいます。

職業的には特に腰を酷使するような美容師・長距離ドライバー・飲食業・介護職なんかの職業病としても有名です。


ぎっくり腰の原因は様々あり、人によって筋肉の問題であったり、関節の問題であったりしますが、共通しているのは常日頃から疲労が蓄積されていることです。原因として一番多いのは「筋肉の慢性疲労」です。 ぎっくり腰は突然起こりますが、症状としていきなり表れるだけで実はゆっくりと進行していてそれが突然表れるだけです。

中腰で荷物を持上げようとしたり、勢いよく腰を捻ったときなどにぎっくり腰になりやすいです。 普段と同じ動作をしているのに、ある瞬間にひどい腰痛になってしまうのです。

これは、少しずつ蓄積された筋疲労があるとき負荷の許容量を超えてしまい、 ぎっくり腰として症状が起きてしまったことです。

日常生活を送る上で、筋疲労は必ず起こります。 睡眠の質が低かったり、栄養バランスが悪かったり、運動不足であると、 筋疲労が蓄積され、やがて腰痛を招いてしまうことになるのです。


また、ぎっくり腰になる原因の1つに、「骨格の歪み」もあげることができます。 普段の生活で、立ちっぱなしの仕事や座りっぱなしの仕事をしているといつも決まった姿勢でいることが多いです。 こうなると、決まって同じ筋肉だけを使うことになってしまい、カラダはどんどん硬くなり柔軟性がなくなってしまいます。

使われている筋肉には負担がかかり、使われていない筋肉は少しずつ弱くなってしまいます。 こうしたことが筋力のアンバランスを生み出し、骨格の歪みを招いてしまいます。

歪んだ骨格は左右のアンバランスを生み出し、その周囲の筋肉への負担に変わります。 身体のバランスをとろうとする代わりの筋肉にも徐々に筋肉疲労が蓄積され、やがて腰痛につながるのです。

腰痛にならないような対策としては、血流の流れを良くして疲労を回復させるように努めてください。


  1. お風呂にしっかりと浸かり身体を温める

  2. 運動を行い、血流の流れを促進する

  3. ストレッチを行い、身体に柔軟性をつける

  4. 規則正しく睡眠を摂る

  5. 偏った食事ではなく、バランス良く栄養を摂る

これらを実行できれば腰痛とはオサラバです!が、そう簡単にできませんよね?そんなこと言われんでもわかっとるわい!と突っ込まれそうです。

何が難しいって、そう、これ全部自発的に習慣を作っていかなくてはいけないことだらけなんです。今までこの中で1つでも習慣になっているものがあればまだ簡単ですが、一つもできていない場合は、まずやりやすい項目から習慣化してみてはいかがでしょうか?

ぎっくり腰のトリガーとしてのきっかけは様々ですが、ぎっくり腰になる人は疲労が溜まっていることは間違いありません。 普段から疲労をリセットする生活を心がけてくださいね。


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