院長
まだ肩こりで消耗してるの?
『シゴト×カラダから健康を見つめなおす』京都の東寺西整骨院院長の狩野です。
そもそも肩こりとは何でしょう?ひと言で表すなら
「血液が滞って酸素不足になっている状態」です。

一番多い肩こりの原因は、全身を使わないことから起こる筋肉の疲労です。 デスクワークや運転などで長時間同じ姿勢になっていたりすると、同じ筋肉のみ使い続けてしまい、筋肉が疲れてしまいます。
特に机と椅子のバランスが悪かったり自分の体型に合っていなければ、無理な姿勢を続けることになります。 足を組んだり前かがみになったり、カバンをいつも片方の肩にかけたり、頬杖をつくクセも悪影響を与えます。 寝転がってテレビを見たり読書をすることも肩に負担をかける原因の一つです。
姿勢が悪い方は頭の重心が不自然に前に出てしまい、肩や首の筋肉はそれを支えるために疲労してしまいます。
頭のてっぺんを空から引っ張られているようなイメージで、腹筋を意識し背筋を伸ばすことを心がけましょう。
また、悩んでいたり精神的に緊張した状態が続くと、筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になりますし、神経を集中させる細かな作業を長時間行っていると、脳が疲れ神経の通り道である首や肩を緊張させます。 趣味やスポーツなどでストレスをうまく解消すると良いです。
スマホ画面の見すぎや、眼鏡やコンタクトレンズの度が合っていないことから生じる眼精疲労が肩こりに繋がることもあります。 目に優しく快適な生活環境を整えるように意識しましょう。寝ている時に肩や全身がリラックスできていることも大切です。 柔らかすぎたり硬すぎる布団やベッドは、腰が不自然に反ってしまい首から腰の広範囲に無理な負担をかけてしまいます。 仰向けに寝たときに腰周辺が3cm程度沈み込むくらいのものが適切だといわれています。
肩こりにならないような対策としては、血流の流れを良くして疲労を回復させるように努めてください。
具体的には・・・
お風呂にしっかりと浸かり身体を温める
運動を行い、血流の流れを促進する
ストレッチを行い、身体に柔軟性をつける
規則正しく睡眠を摂る
偏った食事ではなく、バランス良く栄養を摂る
普段から疲労をリセットする生活を心がけてください。