top of page
  • 執筆者の写真院長

【コラム】資生堂がスキンケアにもIot導入予定


『シゴト×カラダから健康を見つめなおす』京都の東寺西整骨院院長の狩野です。

サイゼリアが全店禁煙の方向にするそうです。タバコを吸わない私としては嬉しい限りです。

時代はどんどん変わっていきますね。スキンケアも大きく変わりそうです。

スキンケアにとうとう個の時代が到来!?


資生堂は一人ひとりの肌の状態に合った美容液や乳液を組み合わせて提供するスキンケアシステムを開発したとのこと。

美容液や乳液の生成器みたいなものとインターネットがつながって、自分の肌をスキャンして

「今日のあなたの肌はこんな状態なので、美容液は濃い目にしときますね」

とかいう風になるようですね。


昔は美容の専門家が、人の肌を目で見て「あなたの肌はこうです、ああです」とか言っていたのが、今や百貨店でもどこでも美容部員は肌の質を調べる為の機器を必ずといっていいほど使っています。


肌の測定機器は必須

そりゃそうですよね。病院でもまずは体の状態を知るためにCTスキャンをとったりします。尿検査をしたり血液検査をしたり。

しかし我々のような施術業界??は手と目視での検査が非常に重要視されています。

個人的にはこれは古いと考えています。

レントゲン等は免許の関係もあって使えないのは仕方がないと思いますが、他に測定機器はたくさんあります。

機器を使わずに、若めの先生がちょろちょろっとカラダを触って

「あ、歪んでますね。それもものすごく歪んでます。うちで矯正をしていきましょう。」

と言われて治療に入る、という流れが当たり前のように行われている業界です。

整骨院や整体院、鍼灸院にかかる際には必ずしっかりと測定や検査をしてくれるところにしましょう。手での検査であれば3分程度の時間でできるものでもないです。ちゃんとやろうと思えばもっと時間はかかります。


医療業界のスキャン技術は本当に進化していますね。とは言うものの、機器自体がかなりの高額になってきているので大病院でないと導入できません。町医者では難しい。

ということになると

検査は大病院や総合病院

治療は通いやすい町医者(通院の場合)

という図式になってきます。

実際、町医者も大病院で勤務していたような人が開業してやっているパターンがほとんどなので、技術や経験的にも町医者の方が安心できるかもしれません。


町医者のほうが腕がある場合も多い

現在の医療の治療は手術・投薬・生活改善指導等がメインです。

よく医療系ドラマでは手術がよくでてきますが、手術が必要でなければ投薬と生活改善指導で十分です。


治療と言ってもやはりその患者さん自身の状態によってやり方は千差万別になります。その症状の度合いにもよって投薬の量もコントロールしなければいけません。

これはなかなかAI等が発達してもデジタル化するのは難しいように思います。

我々のような施術業界も検査⇒施術という流れになりますが、検査はある程度機械に任せることはできても施術はやはりその人に合ったものを選ばないと意味がありません。


その人に合った治療法

資生堂のIotを活用したスキンケアは素晴らしい流れだと思います。今まで自分の肌をスキンケア商品に合わせにいってたものが、スキンケア商品が肌に合うようにしてくれるのですから。

施術業界もこうなっていくことを願っています。

#スキンケア

閲覧数:9回0件のコメント
bottom of page