院長
腰がダルい・痛い時に職場でもできる簡単1分対処法、その2
『シゴト×カラダから健康を見つめなおす』京都の東寺西整骨院院長の狩野です。
一日の中で約1/3の時間を仕事に費やしています。一日の半分以上を仕事に費やす方もおられます。そこまでカラダを酷使すれば精神的にも影響がでてきます。
是非適宜運動やストレッチを取り入れて、疲れを都度リセットしていきましょう。
前回は椅子に座ってできる腰痛対策のストレッチを紹介しました。
今回も腰痛対策ですが、職場で畳の休憩室があるような職業の方なら職場でもできます。現場仕事の方や施工管理系の職業ならそういう休憩室もある会社もありますが、通常はなかなかありません。寝ころんでいる時にできるストレッチになりますので、寝る前や朝起きた時についでにやってしまいましょう!

■所要時間
15~20秒×2セット
■やった方が良い職業の人
一般事務・営業事務・金融事務・医療事務・カウンター営業・電話営業・経理・小説家・各種設計・DTPオペレーター・コールセンター・webデザイナー・ゲームデザイナー・占い師・DTMミュージシャン・ピアニスト・各種コンサルタント・心理カウンセラー・税理士・会計士・弁護士・社会保険労務士・CADオペレーター・公務員・ドライバー・管理職など
※公務員や管理職を挙げているのは会議の多さと長さからです。
■ターゲットとなる筋肉
大殿筋・中殿筋・小殿筋・梨状筋
■やってはいけない人
股関節が人工骨頭の人(脱臼させる姿勢の為)
■どんな症状に即効性があるか
腰痛・坐骨神経痛など
これは座ってやるバージョンです。

1.仰向けに寝転びます。
2.左足をあぐらをかくような姿勢にし、右膝を90度ぐらいに曲げます。左の足首を右膝の少し上ぐらいに乗せます。
3.右太もものの裏(膝の裏の少し下)を両手で手を組んで持ちます。
4.顔をグーッと右膝に近づけると同時に、両手を頭の方向に引きます。
5.加減はご自身で調整をしてください。「あー!伸びてる!」と思うとこらへんでOKです。この状態を15~20秒で2セット行います。
お尻のストレッチは前回も紹介しましたが、個人的にはこちらのほうがより強力に伸ばせると思いますので是非日常に取り入れてみてください。
私はお風呂上がりに畳に寝ころびながらこのストレッチをやった後、スマホでゲームをしています。完全ダラダラ生活ですね。
お風呂上がりにストレッチをするのは、体が温もった状態なので非常に効率が良いです。
なんか最近腰が痛くなるなあ、というような方は試してみてください。