院長
靴を買うなら15時!
靴を買うのは何時ぐらいですか??
そんなことを、気にしたこともない人がほとんどだと思います。
足のサイズは、成人してからほとんど変わらないので、自分の足のサイズを覚えてしまって、ネットショップで買う人も増えてきていますね。
ですが、靴を買うのに一番いい時間帯というのがあるんです!

だいたいの人が朝の足は普通ですが、夕方になるとむくんできます。
女性は特に多いと思っていましたが、最近では男性でも夕方になると足がむくんでいる人がよく来院されます。
両足が均一にむくんでいる人もいますし、片足だけむくんでいる人もいます。
これは人間の習性というか、デフォルトでもっている体温調節機能があるからです。体温も15~16時ぐらいが一番高くなります。
「風邪ひいた!!学校休みたい!」という子どもは、夕方に体温を測っておけば休めるかもしれません。
接客のような一日中歩きまわるような仕事をされている方は、むくみというより足のだるさのほうが深刻です。
事務職やSEのような、ずっと座っているような仕事をされている方は、ほぼ100%の人が夕方になるとむくんできます。
特に、ふくらはぎより下がむくんでいる人が多いです。
靴を買うときに注意したいのが、ピッタリの靴よりも多少余裕があったほうがいいです。かなりすきまがあるような、余裕がありすぎる靴は論外です。
夕方のむくんでいるときに、靴屋さんでちゃんと測定してもらって買う場合は、できるだけピッタリの靴にしておいたほうがいいでしょう。
「靴が合わない」「なんか足がいたい」「靴ズレによくなる」という人は、靴のサイズが合っていません。自分の足のサイズを、しっかりと測ってもらいましょう。
「朝~昼の靴」「夕方の靴」の二足をはきかえるのが一番良いです。
よくサラリーマンでも、お気に入りの靴と雨用の靴とか、営業用の靴と事務所用のぞうりと分けている人がいますが、あんなイメージです。
通勤用にスニーカーを履いている人も最近増えてきました。これはとーーってもいい文化だと思います。通勤も、朝と夕方で靴をはきかえると、もっといいです。
足の裏は、地面と接地します。
両足で地面に接していますが、片足ごとに見ると、三点で支えています。ちょうどカメラの三脚のような感じです。
土踏まずがある人、ない人ではこの三点が崩れています。また、靴が合っていない人もこの三点バランスが崩れています。
足はカラダの土台なので、この三点バランスが崩れると、上に乗っかっているカラダ全体に影響がでてきます。
ある人は骨盤が歪みますし、腰痛がでてきたり、肩こりや頭痛など、ありとあらゆる不快症状が引き起こされてしまいます。
裸足で生活できれば一番いいのですが、そういうわけにもいきません。
靴は地面と接地する、大変重要なツールです。
ちゃんとした靴を履いていないと、カラダに支障がでてきますので、サイズの合った靴を履きましょう。